みなさんこんにちは。
海外の生き物を載せるようになってから、届く質問。
「海外の生き物の種名、同定するの大変じゃないですか?」
という声に今日はお答えします!
はじめに言っておきます。
僕は生き物が好きだけど、
めちゃくちゃ詳しいかと言われれば、そうでもありません。
知識は広く浅く、まんべんなく知っている、という感じ。
そんな僕でも、生き物の種名を知ることができるのは何故なのか?
現代の攻略というのは、
おそらくすべてがこの力にかかっています。ズバリ。
検索する力
僕はわからないことは、常にグーグル先生で検索します。
大学で生き物の知識は教えられなかったの?と疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、大学で教えられる大半って結局は「情報がどこにあるのか?」と、「正確な場所から答えを導き出す方法」なんですね。
学術論文の検索の仕方だったり、
信ぴょう性のあるものの特徴を養う目が身につきます。
専門分野の研究になってくれば、ある程度教授から知識をいただくこともありますが、教授なしで知識を得られなければ、大学に来た意味がないし、大学院に行くにも教授の足を引っ張ることになりかねません。
なので結局どこへ行っても必要なのは、
検索する力を身につけることというか、
知識無の状態から学びを得る方法だったりします。
前置きが長くなってしまいましたが、
今回は生き物の知識を得る上で、みなさんの勉強を手助けする、
ツールを一つご紹介します。
ナショジオが運営している「iNaturalist」です。
(自然や、生き物が好きな人のことを「ナチュラリスト」と言います。)
ここでは沢山の人が撮影した生き物の写真が位置情報とともに記録されており、
大まかな分類がわかれば属名で絞ることもできますし、
地域がわかれば地域で検索範囲を絞ることもできます。
ログインはしなくても大丈夫!
適当に済ませて、チャチャっと検索していきましょう。
今回は、シジミチョウ科ってところまではわかるので、「シジミチョウ」と入れて検索します。
そのあとは右上の「場所でフィルター」に移動し、ここに地域名を入力。
マレーシアのボルネオ島で撮影した生き物なので、「Borneo」と入れます。
(昆虫って本当にたくさんの種類がいるから、
これは〇〇の仲間かな?と山を張れるだけでも上出来。)
どうせわからないと諦めるのはもったいない!
手持ちのスマホ一つでわかる生き物はたくさんいます。
どうしてもわからなかった時は、
お気軽に相談してくださいね!
楽しい生き物ライフを一緒に始めましょう。
この時使ってたのは、確かこの60mm F2.8マクロ。
オリンパスで昆虫を撮るなら、とりあえず持っておいて損は無い一品です。
普段撮っているカメラは今でこそマーク2だけど、
昔は初代E-M1の1600万画素でも「この小ささでこりゃあすごい!」と感動していた時代がありましたね。
今、初代のE-M1はシャッターすら押せなくなってしまい、押し入れに眠っています。
ボルネオの森を耐え抜いた戦友、永遠なれ。
OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ OM-D E-M1 12-40F2.8 レンズキット
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