札幌の森歩き|服装・持ち物ミニガイド(実務版)

札幌の森は、季節ごとに手ざわりが変わります。
朝の冷たい空気、笹のしずく、土のにおい、それらを気持ちよく受け取るには、着るものがいちばんの下準備です。

このページは、専門用語なしでまとめた「街⇄森ハイブリッド」の服装ミニガイド。
家の近くで手に入るもの、できるだけお金をかけない工夫、そしてマダニ対策まで、必要なところだけを短く紹介します。合言葉は 「3枚重ねで1万円以下」。笑

冬はレンタルも上手に使いましょう。

親子のお出かけにも、ひとりの散歩にも、写真散策にも役立つ内容です。
準備は短く、森で過ごす時間を長く。 それがこのガイドの約束です。

基本セット(春〜秋)

  • すぐ乾く長袖Tシャツ(ポリエステル等)
  • 薄手のあったか上着(フリース)
  • 軽いカッパ(上着だけでもOK。風よけにもなる)
  • 予算目安:3,000〜4,500円でそろえられます(量販店・ワーク系ショップ・ホームセンターで十分)。

基本方針(季節のポイント)

  • 春(4–5月):地面がぬかるみやすい。くるぶしが隠れる防水の運動靴だと安心。
  • 夏(6–8月):直射日光と虫対策で薄手の長袖+長ズボンがおすすめ。
  • 秋(9–10月):朝夕冷えるので薄いダウンかフリースをザックへ。
  • 冬(11–3月)スキーウェア(上下)+防水の冬靴でOK。なければレンタルが現実的。

マダニ対策(最優先)

  • 肌を隠す長袖・長ズボンを基本。裾は靴下 or ゲイターに入れる
  • 白〜淡色は付着確認がしやすい。(アースカラーはおさがり、着回しも◎)
  • 歩き方:草丈の高いササ帯は避け、登山道中央を歩く。休憩は石・倒木の上
  • 帰宅前:玄関前ではたく+コロコロ→帰宅後2時間以内にシャワー&全身チェック
  • 刺されたら:細いピンセットで皮膚すれすれを水平につまみ、真上に捻りながらゆっくり。消毒→マダニは袋保存→皮膚科で見せる

*替え手袋・ネックウォーマー・レインカバーなどもあると良いでしょう(100円ショップで売られています)

足もと(最優先)

  • くるぶしが隠れる防水の運動靴(“ハイキングシューズ”のイメージ)。
  • **滑りにくい底(ギザギザ)**のもの。
  • 厚めの靴下(ウール混や化繊)+**裾カバー(ゲイター)**で泥はね&ダニの侵入をブロック。

*個人的には、足元だけ登山靴というスタイルが一番良いと思います。登山靴は基本くるぶしが隠れており足を捻りにくく、防水です。

本日は「札幌の森歩きの服装」というテーマで綴ってみました。

といっても僕は体温、水分管理、マダニ対策さえできていれば、なんでも良いと思っています。準備はシンプルに、森ではのびのびと。

カメラと好奇心をバッグに入れて、今日の一歩をどうぞ。

レッツ森歩き!

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