学名:(Tetragnatha yesoensis

エゾアシナガグモ 2018年7月撮影:高橋レオ
エゾアシナガグモ 2018年7月撮影:高橋レオ

分布

日本全国の山地に生息。

生態

オスの牙は大きく、メスはウロコアシナガグモとよく似ており、判別が難しい。

北海道では山地の生き物が平地でも暮らしていることが多く、エゾアシナガグモもそのうちの一種。北海道では、ウロコアシナガグモではなく、エゾアシナガグモとハラビロアシナガグモなどの仲間が優先する印象。

私見

北海道の生き物を語るとき、何を基準に語るのかはとても重要なポイントだと考えている。

単純に「北海道にしかいない」生き物を紹介するのも良いのだが、その生き物が例えば中国などのユーラシア大陸には沢山いる生き物で、北海道では稀だった場合、その生き物はどちらかといえば「中国の生き物」ではないのか?と考えてしまったりもする。そういう意味で、日本全土に広く分布している生き物というのは、北海道らしい生き物でもある。このクモは北海道の森に入れば、ほぼ100%見ることができるから、「北海道らしさ」を体現するクモでもあると思う。エゾアシナガグモという名前についている「エゾ」という言葉は、必ずしも「北海道」にしかいないわけではないのだが、一番最初に発見した時の場所が北海道だったり、青森だったり。「北国ではよく見られる、一般的な、」という意味が隠されていることに変わりはないのだ。

黄色いアシナガグモの仲間は、インドネシアのフローレス島に旅をした時、一度見たことがある。きっとアジアに広く分布するクモの仲間なのだろう。

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