学名:(Aglia japonica japonica

エゾヨツメ北海道亜種 2022年6月撮影:高橋レオ
エゾヨツメ北海道亜種 2022年6月撮影:高橋レオ

分布

北海道

*本州以南には亜種Aglia japonica microtau が分布している。
(北海道亜種は本州以南亜種よりやや小型。)

生態

5月から6月にかけて発生するヤママユガ科のガ。

大きな丸い青灰色の斑紋が4つあるのが和名の由来。

幼虫はミズナラなどのブナ科、カバノキ科の葉を食べるとされる。

(幼虫の写真は後々。)

私見

羽化したばかりの個体は、四つ目の青い紋様がビビットに輝いていて大変美しい。

2022年に撮影した擦れた個体は、大変野生美を感じて趣深かった。

北海道ではごく普通に見られる生き物で、今まで撮影をしてこなかった。ところが最近、北海道も地球温暖化の影響なのか、季節の移り変わりが読みづらいことがある。

それはムシたちも同じなようで、エゾヨツメの発生もまばらだった。なんとなく個体数が散らばってしまった印象。調べたわけではないけれど、これは関東のセミたちもそうで、アブラゼミとミンミンゼミが全然木の上に上がってこない。かと思えば、もうツクツクボウシが鳴き始めたりして。なんとなくダラダラと始まり、いつの間にか終わる、というのが今年の夏のよう。

こういう異常気象は実際に見て、体感で認識していられる分にはいいけれど、常日頃から些細な変化は起こっているので、僕たちが気づく頃には大抵手遅れ。科学的検証をしてなんだかんだとやっているうちに、また次の問題がやってくる。例えば昆虫で言うなら、地域絶滅は数年単位で起こっているから、いまそこにいる個体群の絶滅をデータにして記録している時間があるのなら、僕は実際に動きたいと思ってしまう。(科学者的視点はもちろん必要だ)そんな性分で、科学者には向いていないと思い、いま写真家をやっている。

僕は僕にできることから、環境保全活動などをはじめていきたいと思う。

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