シマエナガの人気というものを舐めておりました。
あっという間に2月になりましたね。
2月は北海道の冬の中でも、とにかく雪が降る時期です。
実は今まで、寒い寒い森の中をカメラ片手に飛び出す人が、
どれほどいらっしゃるのか、全く想像できておりませんでした。
というのも今年は「シマエナガを撮ってみたい!」
という類のSNS各所でのご連絡が本当に多いのです。
特にカメラや撮り方なんか、
僕なんかに聞くよりも詳しそうな人沢山いそうな気がするけども。(ありがたい)
北海道の生き物をテーマにした写真展を開くのも今年で3年目になるし、
カメラについてだったら、ネット各所に書いている人もそんなにいないので、
皆さんのお力になれるかもしれない。
というわけで、質問に答えていきます!
シマエナガを撮る上で、もっともコスパのいいものってなんだろう。(2022年版最新)
結論から言いますと高いコンデジを買おう。
1 : Nikon COOLPIX P1000
僕自身、シマエナガを撮影していて思うことはとにかく動く被写体だということです。
そんな時に、カメラの操作だったりレンズ交換で迷うことがないネオ一眼なら、
咄嗟のことに瞬時に対応できるからです。
画質は、近年ほとんど一眼レフのエントリー機と変わらないことも魅力ですね!
高速連写、強力手ぶれ補正がついているこの最新のクールピクスなら、
シマエナガも楽勝だと思います。
なんなら、3000mm相当の望遠撮影ができるので、
場合によっては、一眼レフで届かないところにシマエナガがいたとしても、
十分記録として写真に残せる!
これは素晴らしいことです。
だって、僕の使っているカメラですら最高1200mm相当までですからね。
シマエナガだけでなく、野鳥観察には最適なカメラと言えるでしょう。
2 : LUMIX DMC-FZH1
このカメラのすごいところは、動画撮影にも使えるところ。
有効画素数も2010万画素と高め。(僕の普段使っているカメラと変わりません!)
レンズはCOOLPIXより暗いから、すこし明るめのところでの撮影にした方が良さそうですが、
そもそもCOOLPIXは3000mmまで寄れるのが強みで、コチラは480mm相当しか寄れないので、どちらが欲しいかは本当に使い方次第といったところですね。
FZH1は、先ほど紹介したCOOLPIXP1000にはない高画質が期待できます。これは動画撮影機として末長く使えそう。僕も買いたいな。4K動画を快適に記録できて、画質が綺麗なら採用したいな。ちょっと高いけど…
【コスパ最強】3 : PowerShot SX720 HS
PowerShotは正直コスパ最強です。
2016年発売のカメラですが、手振れ補正が3段もついていて、960mmまで寄れてしまう。
そんなカメラが、5万円以下で導入できてしまうなら、シマエナガをまず撮りたい人にはもってこい。正直上の二つは高くて、初めての方はカメラ導入を躊躇してしまうと思いますが、この価格ならシマエナガ目的で買ってそのあと使わなくなっても悲しくない。というか、この小ささなら普段から持ち歩いてスナップ感覚で楽しめると思います。最近はコンデジを持ち歩くのも流行っていますし、色もオシャレ。他のネオ一眼の方がシマエナガは綺麗に撮れると思うけど、僕が野鳥観察右も左も分からない状態だったら買っていたでしょう。
ネオ一眼の欠点
僕が今まで使ってきたカメラはオリンパスがほとんどですが、
1年前にソニーのα9を使っていた時もありました。
一眼レフカメラは基本的に使い方を覚えればどんなカメラに変わっても、
基本使いこなせると思いますが、
ネオ一眼は一眼レフではないため、(細かな設定ができない)
「カメラを将来勉強したい!」という人には不向きなカメラであることは確かです。
ネオ一眼の長所
短所は長所、という言葉があるように、
無駄なプロセスを考えず、被写体に向き合えることが何よりのいいところでもあるのです。
シマエナガを見たい、観察したい、帰って見返したい、友達に自慢したい、色んなニーズをいっぺんに満たす。それがいいところ。
僕の使用している機材はこちら
一番最初の写真だけ、ソニーのα9と200-600のレンズを使用しています。
これから先カメラにハマるのがわかりきっている人は、
ネオ一眼は検討せず、
一眼レフ機を買うのがいいです!
時代はミラーレス一眼レフなので、
今はフルサイズの一眼レフなんかもとても安くなってる。
その話は、また今度にしましょうか。
ソニーα9 購入経緯と使用レビューは、コチラのブログを参照してください。
今まで一途なオリンパス使いだった僕がフルサイズミラーレス『α9 ILCE-9』を買った理由をお話します。
では、また。
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