学名:(Cerorhinca monocerata)
分布
北日本沿岸からカリフォルニア州までの北太平洋沿岸に広く分布する。
写真は全て北海道のウトウ。
アイヌ語で「突起」という意味がある。
天売島は約100万羽が繁殖するといわれ、世界最大の繁殖地となっている。
生態
繁殖地では断崖の上の地面にコロニーを作り、
深さ1m-5mほどの穴を斜めに掘って巣とする。
メスは1個だけ産卵し、両親が交代で45日抱卵し、
ヒナが孵化すると巣立ちまでの約50日間、
餌を運ぶと言われている。
この時期は毎日夜明け前に巣穴から一斉に親鳥が飛び立ち、
夕方暗くなった頃にイワシやイカナゴをくちばしに大量にぶらさげ、
鳴き声をあげながら帰ってくる。
暗い時間帯に巣を出入りするのは、
餌を横取りするカモメ類や捕食者への対応策と考えられている。(Wikipediaより引用)