学名:(Cuculus Saturatus

ツツドリ 2017年5月撮影:高橋レオ
ツツドリ 2017年5月撮影:高橋レオ

分布

シベリアから東南アジアに広く分布する渡鳥で、日本では夏鳥。

北海道では全土に広く分布する。本州では山地の鳥だが、北海道では平地でも見られる。

生態

5月-7月にかけて四国以北で繁殖する夏鳥。センダイムシクイなどのウグイス科鳥類に托卵する。カッコウよりも小さく、ホトトギスより大きい。

繁殖期のオスは「ポポ、ポポ」と繰り返し鳴く。その声が筒を叩く音に似ていることから、ツツドリと名付けられた。白色または淡褐色、または褐色と淡紫色の小斑点が散在するような色の卵を産む。赤い卵を産むホトトギスのほとんどいない北海道中央部以北では、ウグイスの卵に似た赤い卵を産むと言われる。

 (Higuchi H & Sato S,”An example of character release in host selection and egg colour of cuckoos cuculus spp. in Japan”,Ibis,1984,pp.398-404,77 引用)

私見

ツツドリという鳥は、僕の中でも「鳴き声はすれど姿を見ない生き物」の代表格。霧のかかる森の中に、ポポッ、ポポッ…という声だけが響く。そんな朝もあれば、小春日和に太陽の日差しを受けながら、湿地のほとり越し、遠くの松の枝に留まっているツツドリの細いシルエットから、声が聞こえたりする。北海道の森では、カッコウよりも馴染みが深い鳥だ。

当時の僕は、折り畳み自転車小僧で、電車を活用して遠くへ行って、現地で自転車に乗りながら生き物を見たりしていた。これは今の僕であればあまり考えられない撮り方で、正直このツツドリも若干張り詰めた顔をしているのが、今ならわかる。自転車に乗らなくなってここ最近の体力は少し落ちてしまったが、これからも動物に優しい、愛のある写真撮影をしたい。

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