

和名:ツナギトゲオイグアナ
英名:Black Spinytail Iguana
学名:Ctenosaura similis
撮影地:コスタリカ
ある日車窓から、
木に留まるイグアナを発見した。
この個体は青色がよく出ているけど、
これが元の色なのか、
体色変化によるものなのかはわからない。
爬虫類、特にヤモリやトカゲの仲間は
周囲の環境によって、
もしくは繁殖期によって
ある程度体の色を変化させることができるから、地味に同定も難しいのだ。
真皮という層の中にある三種類の色素胞が、黄、青、黒のバランスを調節していると言われている。
僕にもそんな細胞があったらもっと野生の生き物に気付かれずに撮影できるかも、
と思ったけど、それをやるには全身を露出しなければいけないことに気づき、
僕は真顔でシャッターを切ったのだった。
でもそんな服があったら、着てみたい。