マクロ撮影が簡単に楽しめるカメラはやっぱりオリンパスのTGシリーズ

みなさんこんにちは、写真家の高橋怜央です。

近頃、マクロ撮影について質問されることが増えてきたので、

この記事を書くことに。その質問は、

「簡単にマクロ撮影ができるカメラやレンズってありますか?」

というものです。

もちろんありますとも、と答えたはいいものの、

僕はオリンパスばかり使っている人間なので、

情報に偏りがどうしても生まれてしまいます。

したがってこの記事は、

「これを使えば簡単に、僕と同じスタイルで、

僕の写真と同じようなテイストの写真が撮れます」という保証記事です。


近頃って、偶然で、いい写真が撮れたり、

iPhoneでもたまに綺麗に撮れたりするじゃないですか。

でも上手く撮れた写真より、

失敗した写真に目を向けることもたまには大切です。

だって、

自然と向き合う時には、

失敗しないことの方が大事ですから。

・チャンスを逃さない。

・ある程度のクオリティ

この二つを保って写真が撮れるカメラがとにかく野外では大事ということです。

僕はいつもオリンパスのTG-5を、サブ機としてカメラバックにいれてます。

このコンパクトデジタルカメラには、

いざというピンチにこれまで何度も助けていただきました。

僕がある時大雨の中、登山道の入り口で雨宿りするハチさんを見つけた時も、

内臓ストロボで照らしてあげるだけでこの写り。

マクロ撮影が簡単に楽しめるカメラはやっぱりオリンパスのTGシリーズ
エゾオヤマリンドウの下で雨宿りするエゾオオマルハナバチ

はたまた外灯でモフモフの蛾を見つけた時なんか、

このカメラしか持っていませんでしたが、十分な活躍ぶりでした。

マクロ撮影が簡単に楽しめるカメラはやっぱりオリンパスのTGシリーズ
ヒメヤママユの翅

もちろんもっと寄って撮影もできるけど、画質や絵作りのことを考えると、ここまでが限界でしょうか。

外灯に飛んできた蛾の翅を写したい、そんな機会がみなさんにあるかはわからないけど、とにかく便利です。

これはフォトショップというソフトで背景を黒バックにしているけど、翅の解像力は本当に大したものです。

今販売しているTG-6だったらもっと綺麗に写るんじゃないかと思うと、ついつい検討したくなります。(TG-7はまだかしら)

僕は一眼レフを持っているけど、 自然系の撮影に興味がある人は割とこのコンデジを持っているイメージが強いです。

なんてことない野外観察のお供にも。

メリットについて

  • 水中でも撮影できる
  • 深度合成ができる
  • RAWで撮影できる

デメリットについて

  • ノイズに弱い
  • 外部ストロボを取り付けできない
  • 瞬間を切り取ることはできない

ボタン操作などは一眼レフとは違って細かく設定できないので、それが良くも悪くも仇となる場面も出てきます。でも水中で綺麗に撮れるってすげえよ。


【カメラの深度合成が手軽にできるコンデジは他にあるのか】


ちょっと前までは深度合成がしてみたいならこのコンデジ一択でした。

が、最近はルミックスにもこんなコンデジが登場したようです。

深度合成ではなく、軌跡合成って書いてある。これは防水ではないけど、ズームが強力で鳥まで手軽に写せてしまう。

どちらを選ぶかは、どう使いたいかによって変わってきそうです。

マクロ撮影が簡単に楽しめるカメラはやっぱりオリンパスのTGシリーズ
*三脚、LEDライトなどを併用することで、条件が悪い現場でもより安定、安心に撮影ができます。

LEDライトについては別で詳しく解説した方がいいと思うので、

今日のところはこの辺で

TGはいいぞ。

マクロ撮影が簡単に楽しめるカメラはやっぱりオリンパスのTGシリーズ
フクロウチョウの眼状紋

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