2019
13
Oct

写真撮影方法まとめ

写真家のポートフォリオの作り方

写真ってのはさ、撮るだけの単純作業って思ってる人がいると思うんだけど、全然違う。

まず膨大な量を日々撮影する、「カメラマンとしての僕」がいて、

その写真を自分でセレクトする「評論家としての僕」がいる。

これから先出版とか色んな場所で作品をみせる機会があると思うんだけど、大抵の場合は単写真では伝わらない。組でパラパラみせても意図が伝わるようにしなきゃいけない。

僕はどうしても1つの作品に色んなものを詰め込んでしまう人間。

カメラマンとして良い写真が撮れる段階までいったとしても、写真家として伝えられる写真のセレクトができるかどうかっていうのもかなりの修行が必要なんだよね。

こないだ北海道フォトフェスタっていうイベントがあって、作品を色んな人に見せる機会があった。

僕は今までポートフォリオとはなんなのかをよくわかってなかったけど、非常に勉強になったので、ブログにしてみた。

ポートフォリオって、単なるマイベストアルバムかなんかだと思ってないですか?

違うんですよ。

細かく言えば2つパターンがあって、

・企業だったり雇われる側に「自分のスキル」を見せたい場合のポートフォリオ(これはデザイナーなんかに多いね)

と、

・出版業界に「僕のこの作品を、写真集にして下さい!」と売り込む場合のやつ。

写真家のポートフォリオの場合殆どが2つ目で、自分がどんな写真を撮れるか、撮っているかよりも、ちゃんとイメージを具現化できていて、全体の写真から伝えられる構成になっているかが重要。

今回のポートフォリオレビューの要綱に

「作品をバラで持ってきてください」

と書いてあったから、バラで観てもわかるようにテーマが似ているものは組で一枚の写真にコラージュしたりして出したんだけど、

そもそも僕のポートフォリオの構成自体、企業向けのものを作ってしまっていて笑

「伝えたいものが定まってない」と評価されてしまった。というか、ステートメントも紙で印刷してなかった。だってネットですでに提出してるから、それを見てくれよ。笑 こういう暗黙の了解があるのにあえて要綱に書かないのは、若手写真家を育成する上では遠回り極まりないので同じような失敗する人を増やしたくない。

今回はそんな感じで、不完全燃焼な終わり方をしたわけですけど、お陰でポートフォリオがだいぶわかりやすく明確になったので感謝しています。

写真家が必要になるであろうポートフォリオの作り方。僕がやってしまった間違いからみんな学べ!

要点は2つ。

・伝えるものは1つに絞ること。

(耳にタコができるんじゃないかと思うほど、テーマに沿った写真を反復する。というか他を省くことが大事。)

グランプリ受賞者桑迫さんのポートフォリオ

・余白や、プリント、写真の色、配置や順番にはこだわること。グレーゾーン(常識から外れていて、かつ法や要綱には触れないもの)を意識しろ。

(写真だけで意図が伝わるなんて傲慢な事は考えるな。その場でどんな質問をされてもすぐ答えられるのは勿論、受け身で後から言った言葉は基本言い訳がましくなるので、こちらからプリントして読ませたほうが良い。こちらから企画を持ち込んでいるのだから。)

撮った写真は基本的に色んなテーマで写真をグループ分けするのをお勧めする。写真集を作る、写真展を開くときに使える。常に、何パターンか似ている写真を括るのを習慣化したほうがいいんだろうなぁ。

誰だって業界に新しい風を吹かせられる人になりたい。それなら単なるマイベストアルバムを作るのではなくて、世間が注目しないようなテーマに目を当てる必要があるし、作風に個性がなければならない。

大事なことは「どれだけ作り込んでいるか」というのは、相手に理解してもらえた時に初めて実るという事だ。

共感を呼ぶコンテンツをみんなで作ろう。

ほなまた〜

イベント情報、次回作Coming soon!
 

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